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荷物を持つときは腕だけで持つのではなくて体で持つものだ。せんぱいから教わったのですが、最初に言われた時は何が何だかさっぱり理解することが出来ませんでした。体でどうやって荷物を持つんだ?いい加減なことを教えるなよ。と、思っていました。
私は実際に引っ越しの作業をしている時に、言われたことを思い出しながら作業をしました。そうする事で何となくですが言われたことの意味が分かってきました。何度か荷物を運んでいる時に分かったことがありました。体で持つとは、荷物の重心を感じろということなのだと分かりました。
引っ越しのアルバイトをしたことがある人であれば誰もが1度は思った事がある事なのですが、引っ越し先が5階という時です。何階建ての5階かによって問題が生じます。5階建ての5階であればエレベーターは無いのです。以前の建築法で5階以下の住居にはエレベーターは設置しなくてもよいというものがあり少し古い建築物にはエレベーターが無いのです。だから全ての物を手荷物として運ばなければいけないのです。これは大変な体力を必要とするのでかなり辛いです。
人件費を下げる為に固定給で1日に何度も引っ越し現場を移動します。積み込むだけであったり、荷物を降ろすだけであったりとするのでスタッフの疲労は溜まります。そういう時に会社からの差し入れでエナジードリンクが支給されます。
引っ越し作業員の給与は日給なので、その日の仕事が終われば日給は全てもらえます。予定時間より早く終わってもそこで終わりです。ただ13:00までに全て終わると半日分しか給与は頂けません。ですから会社に報告しないで13:00をまわった時に連絡をしてくる社員が多いのです。